2008年のオリックス・バファローズです。
球団紹介
この年限りで引退した清原和博
2005年の球界再編でオリックス・ブルーウェーブが近鉄バファローズを吸収合併する形でできた「オリックス・バファローズ」。
しかし合併後も低迷は続き、2007年には新興球団の楽天イーグルスに順位で抜かれてしまう始末。
そこで中村勝広GMの下、大型補強を敢行。その目玉として、西武のレジェンド外国人アレックス・カブレラを獲得。
ローズ・カブレラ・ラロッカの3外国人で「ビッグボーイズ」結成だ!打ちまくるぞ!と意気込んだものの、ラロッカは怪我、カブレラは大不振でチームは開幕から絶不調。
5月には遂に監督のコリンズ氏が中途退任。コーチだった大石大二郎が監督代行に就任し、コリンズとともに去った一軍コーチ陣の穴埋めとして二軍のコーチ達が一軍に配置転換がなされた。
しかし大石監督代行になってからチームは上昇気流に乗り、5位からどんどん順位を上げていき、夏場に急浮上。首位西武と2.5ゲーム差の2位に付け、球団が「オリックス・バファローズ」になってから初のAクラスを達成した。
投手、野手ともに成長著しい若手と経験豊富な中堅ベテランがバランスよく一軍に在籍する形で、投手は金子、小松、山本、近藤の10勝カルテット、野手ではカブレラ、ローズの3,4番コンビがチームをけん引した。