1月も中旬に入り、そろそろ正月気分も
抜けてほしいこの頃。
今日は上野の東京国立博物館で開催中された
ばかりの「ポンペイ展」に行った。
ポンペイ展に行く前に昼食。
いつもの『ハリマ ケバブ ビリヤニ』にて
2022年ビリヤニ始め。
今日は入口のすぐそばの席に通されたため、
食事中すごく寒かった・・・。
気を取り直して、上野公園を散策。
日曜日ということもあり、人出が多く、
屋台や見せ物が催されていた。
その中で、スプレーアートを披露している
人がいた。
お正月の特番で、こういうのを見たな~、
と思いつつその人が作品を描いていく様子を
見ていた。
しばらくして、森の中に佇む猫の絵が
完成した。
日なたに置くと本当に輝いて見えて感心した
ので、100円を出してその人が描いた
(であろう)作品の絵葉書をもらった。
帰って裏を見ると「アートパフォーマー
☆ファイター☆」と書かれており、
自身のYouTubeのチャンネルとインスタの
アカウントの情報が載せられていた。
どうやら名刺代わりのようだ。
アートパフォーマンスを見ていたら丁度良い
時間になったので、東京国立博物館に向かう。
東京国立博物館は複数の建物で構成されて
おり、それぞれ中では様々な展示が
なされている。
今回は平成館という建物に向かう。
中で電子チケットを見せ、展示会場へ。
ポンペイとその周辺の都市の遺跡から
発掘されたものが展示されており、
彫刻やモザイク画、当時使われていた
生活用品等が展示されていた。
その中で特に目を引いたのは、ポンペイに
あった皮なめし工房のテーブル天板に
使われていたモザイク画「メメント・モリ」。
メメント・モリは「死を忘れるな」という
意味で、古代ローマの時代から使われていた
警句。
この絵では死を意味する髑髏の左に富を
イメージさせる象形を、右には貧乏を
イメージさせる象形を置き、
死は貧富を問わず平等に訪れることを
表している。
火山の噴火で全てが埋もれ死に絶えた
ポンペイの最期を暗示しているようで、
その意味を考えさせられた。
帰りに少しだけミュージアムショップを
見てみた。
炭化したパンのぬいぐるみや、なぜか
炭化したポムポムプリン(おそらく
猛犬注意の絵から取ったのであろう)が
売られていて、おもしろかった。
帰りに少しだけ常設展も見た。ここは
土偶や埴輪が一杯飾ってありお気に入りだ。
色々見て回ったからか、なんだか疲れが
どっと出た。
なんだか1月は本当に疲れる。
プロ野球も無いし寂しいな・・・と
落ち込んでいく日曜日の夕方だった。