パワナンバー:12400 00054 25932
名前:清原 和博(きよはら かずひろ)
出身:大阪府
生年月日:67/8/18
背番号:5
経歴:PL学園高→西武(’86~’96)→巨人(’97~)
投打:右・右
2004年成績
40試合 打率.228(101-23) 12HR 27打点
略歴:
悩める「球界の番長」。
2004年、堀内恒夫が巨人の新監督に就任すると、早々に「清原を特別扱いしない」「『番長』は品が無い」と明言し清原と真っ向から対立。
ヤクルトから一塁手のペタジーニを獲得したことで出場機会が限られたことに加え、阪神戦で死球を受け手首を負傷。一軍での出場はわずか40試合に留まった。
しかしこの年は2000本安打を達成し、101打数で12本塁打という高い本塁打率をマーク。清原らしい打席での高い集中力を見せた。
オフは残留か退団かフロントと揉めに揉めた末残留。翌2005年は出だしこそ好調だったものの死球や膝の怪我に悩まされ、8月13日に登録抹消後に解雇を言い渡された。
巨人からクビを宣告された後、清原は車の中で長渕剛『とんぼ』を聴きながら、ハンドルに突っ伏し一人泣いたという・・・。
査定:
広角打法
肉体改造により打撃フォームが崩れていたが、それでも逆方向に2本ホームランを放っている。
対ストレート○
ストレートの打率は.300。五十嵐亮太の155キロのストレートを神宮球場の上段に運んでいる。
ムード×
堀内監督やフロントとの対立が深まるとピアスを開けたり、タトゥーを入れたいと公言して周囲を困惑させ、かつチームの士気を大きく下げた。
扇風機
101打数41三振。
その他:
かつては清原に振り回される堀内監督がかわいそうと思っていましたが、こうして清原氏の言葉を聞いていると巨人フロントや首脳陣のやり方があまりにも拙すぎます。
もし自分が同じ立場でもチームでの処遇に納得しないでしょうし、反抗心むき出しで対抗するでしょう。
そもそもいち選手を名指しして対立する監督とか無能もいいとこでしょう。巨大な戦力を御せなかった堀内監督が無能だったと言わざるを得ません。
桑田が巨人に指名され、清原が西武に指名されたあのドラフト会議のボタンの掛け違いが、全てを狂わせてしまいました。まさに悲劇です。
そして、今の野球界には「漢気」が足りない。傍若無人、豪放磊落な豪傑は消え、優等生ばかりが目立ちます。
また世間も直情的な人間が減り、冷笑的に物事を見る人間が目立つようになってきました。論理的に物事を話しているように見えて、実は単なる欲望の顕現に過ぎない。それなら素直にああしたい、こうしたいと行動を起こすべきです。
「球界の番長」がグラウンドを去り16年。世間はあまりにも歪に変わってしまった。
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