夜中にほっつき歩くブログ

パワプロで作った選手や、野球観戦についての雑記等々

【パワプロ2022】マルロン・ベガ・トラビエソ ジュニア(再現・’23WBCキューバ代表サポートメンバー)

f:id:yonaka_hottuki:20230223230234j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230223230237j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230223230240j:image

パワナンバー:12700 11302 83710

名前:マルロン・ベガ・トラビエソ ジュニア(Marlon Vega  Travieso Jr.)
出身:キューバ
生年月日:02/9/13
背番号:90
経歴:キューバ・ウラカネス・デ・マヤベケ→NOL・石川(’22)
投打:右・右

2022年成績
(キューバ’21~’22)37試合 12勝 2敗 防御率2.75
(NOL・石川)4試合 0勝 0敗 防御率4.91

略歴:
キューバリーグシーズンMVPの若き右腕。

2021年~2022年シーズンに12勝、最速153キロの触れ込みで日本海オセアンリーグ・石川ミリオンスターズに9月に入団(登録名は「トラビエソ ジュニア」)。

しかし、実際のストレートの球速は130キロ程度。そこそこのスライダーがあるものの制球力も悪く、4試合に投げ防御率4.91と微妙な結果に終わった。

その後U23キューバ代表としてプレーし、11月に日本ハムの入団テストを受験。シート打撃で37球を投げ安打性1本に抑えたものの、最速137キロとストレートが全く走っておらず、不合格となった。

2月にWBCキューバ代表のサポートメンバーとして来日。対外試合にも登板し、2/22の巨人戦では2回無失点と好投した。

査定:
日本でフォークを習得したらしいですけど反映できていませんでした。まあ試合見た限りでは投げてないしいいでしょう。

逃げ球
割とボールが抜ける印象。

その他:
キューバ代表は日本での練習試合を終え、いよいよ大会が行われる台湾へ移動。1次ラウンドを勝ち抜いて東京ドームで侍ジャパンと戦って欲しいですね。

 

作成選手一覧はこちらから ↓

yonaka-hottuki.hatenablog.jp

 

選手作成のお題箱はこちらから↓

yonaka-hottuki.hatenablog.jp

 

【野球観戦】練習試合・中日ドラゴンズーWBCキューバ代表@Agreスタジアム北谷【20230219】

2023/2/19 中日ーキューバ 北谷 13:00PB

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
C 1 0 0 0 0 0 1 0 1 3
D 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2

投手
キューバビエラ→モイネロ→ベガ→○クルーズ→Sキンタナ
中日  :鈴木→砂田→森→福島→●藤嶋

本塁打
キューバ:なし
中日  :なし

スコアブック

WBCキューバ代表

中日ドラゴンズ

試合風景

今日のスタメン

f:id:yonaka_hottuki:20230222171959j:image

試合前に、駐日キューバ大使が始球式。打席には立浪監督が。

f:id:yonaka_hottuki:20230222172101j:image

2023年初観戦。プレイボール!

f:id:yonaka_hottuki:20230222172201j:image

初回、先制タイムリーを放ったデスパイネ

f:id:yonaka_hottuki:20230222172238j:image

キューバの先発はビエラWBCでも先発が予想される。

f:id:yonaka_hottuki:20230222172336j:image

中日期待のルーキー・田中幹也。大腸全摘の大手術を乗り越えプロの世界へやってきた。攻守でアピールしており、セカンド争いでは同期の村松に一歩リードか。

f:id:yonaka_hottuki:20230222172520j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222172523j:image

f:id:yonaka_hottuki:20230222172559j:image

キューバの2番手はモイネロ。ソフトバンク最強のリリーフエースであり、中日の守護神ライデル・マルティネスと勝利の方程式を組むことが予想される。1回1与四球無失点と好投。

f:id:yonaka_hottuki:20230222172920j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222172923j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222172926j:image

キューバの3番手、ベガ。昨季は日本の独立リーグ石川ミリオンスターズでプレーしており(登録名は「トラビエソJr.」)、日本ハムの入団テストでは不合格だった。5回は無失点に抑えたが、6回に崩れた。

f:id:yonaka_hottuki:20230222173235j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222173238j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222173242j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222173244j:image

トレードでやってきた砂田。

f:id:yonaka_hottuki:20230222173503j:image

決勝の左安を打ったマテオ。

f:id:yonaka_hottuki:20230222173622j:image

9回裏、代走で登場した樋口。BCリーグ武蔵ヒートベアーズで25盗塁をマークして、育成ドラフト3位で入団した。

f:id:yonaka_hottuki:20230222173827j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222173830j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222173834j:image

9回裏に登板したキンタナ。登板した時には情報がなく、SNSで話題になった。2奪三振の好投を見せ、最終回を締めた。

f:id:yonaka_hottuki:20230222174011j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222174019j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222174022j:image

3-2でキューバが勝利。

f:id:yonaka_hottuki:20230222174107j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230222174110j:image

試合後の中日ベンチ。

f:id:yonaka_hottuki:20230222174152j:image

バスに乗り込むキューバ代表の選手たち、ファンにサインを書いてあげる姿もあった(俺にはくれなかった…)

f:id:yonaka_hottuki:20230222174242j:image

試合評

キューバ代表は初回、2番・ギベルトが二塁打を放つと、2死3塁とした場面で4番・デスパイネが詰まりながらも打球をレフトへ運び先制に成功。

一方の中日も、キューバの先発・ビエラから初回1死1,3塁のチャンスを作るも、1塁の高橋周平が盗塁死、4番・アキーノも三振に倒れ得点には至らず。

その後は中日の先発・鈴木博志が5回1失点と好投、キューバ代表もビエラソフトバンクのモイネロ、元日本海リーグ・石川のベガが5回まで中日打線を無失点に抑え、1-0で後半戦へ。

6回裏、3番手のベガが2番・田中、3番・福永に連打を許すと、その後2つの四球を与え押し出しで1点、代わった4番手のクルーズが7番・鵜飼に左犠飛を打たれ逆転を許す。

しかしキューバ代表は直後の7回表、5番・ドレイクが二塁打、6番・D.ガルシアが進塁打、7番・A.マルティネスが同じくレフトに犠牲フライを放ち、わずか5球で同点に追いついた。

そして最終9回表、キューバ代表は中日の5番手・藤嶋から6番・D.ガルシアがヒットで出塁すると、2死1,2塁の場面で9番・マテオがレフト前へヒットを放つ。

レフトからホームへの中継が乱れたこともあり、2塁走者のD.ガルシアが生還しキューバ代表が勝ち越しに成功。

9回裏は5番手・キンタナが抑え、3-2でキューバ代表が対外試合初勝利を飾った。

ほっつき歩きの独り言

2月とは思えない日差し、暑さでした。東京から帰ってきたら、日焼けの跡がくっきり残っていてちょっと恥ずかしい。

キューバ代表も前回の日本ハム戦での大敗から一転して粘り勝ち。勝負所を逃さない、良い内容の勝利ではなかったのでしょうか。

中日も先発の鈴木博志が5回1失点でまとめてくれたのは好材料。ローテーションの一角として期待できる内容でした。

ただ、中日はタイムリーがでなかったのは残念な点。試合後のミーティングでもコーチから選手達へ長い時間話がありました。

本日のMVP

マテオ選手。打ってんは決勝打を含む2安打。守っては好守備と躍動を見せました。同じショートにはレジェンドのアルエバルエナがいるため控えに回るでしょうか、守備固めでも十分脅威になりそうです。

【中日】北谷キャンプ【20230219】

今日は北谷で中日とWBCキューバ代表の試合を観に行く。

朝ごはんは地元の牛丼屋でソーキそば。

f:id:yonaka_hottuki:20230220232646j:image

あっさりとしていておいしい。豚の角煮も絶品だ。

朝ごはんを平らげて那覇市内から路線バスで1時間かけて北谷のアメリカンビレッジ前まで行く。少し歩けば中日がキャンプ地としているAgreスタジアム北谷が見えてくる。

f:id:yonaka_hottuki:20230220232901j:image

今年からコロナによる制限が無くなり、観覧できるエリア制限が緩和されたらしい。

先に球場隣のサブグラウンドを覗く。ノックを受ける中日投手陣の姿があった。

f:id:yonaka_hottuki:20230220233100j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220233103j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220233106j:image

買ったばかりの選手名鑑を見ながら、誰がどの選手かを確認しつつぼんやりと練習する選手たちを眺める。

すると、今度はキューバ代表の選手達が姿を現した。

f:id:yonaka_hottuki:20230220233341j:image

どうやらこれからウォーミングアップを行うらしい。俺も移動する。

f:id:yonaka_hottuki:20230220233550j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220233554j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220233557j:image

カリブの男たちらしく陽気な掛け声でアップを行う。主将で元ソフトバンクデスパイネらの姿もあった。

f:id:yonaka_hottuki:20230220233709j:image

キューバ代表には中日の選手も何人か帯同しており、両チームの選手間で挨拶している姿も見られた。ただ、オネルキ・ガルシアは中日から阪神に移籍した過去があるため、中日の選手から「ガルシアお前青い血が流れてるちゃうんかったか」と冗談混じりにツッコまれていた。

 

再び中日の選手を見る。サブグラウンドは基本的に投手が練習に使っているようだ。

投げ込みをする藤嶋

f:id:yonaka_hottuki:20230220234225j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234228j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234230j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234233j:image

メディシンボールを投げる今年のドラ1ルーキー・仲地

f:id:yonaka_hottuki:20230220234430j:image

f:id:yonaka_hottuki:20230220234341j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234344j:image

これはおそらく涌井?

f:id:yonaka_hottuki:20230220234523j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234526j:image

サブグラウンドから球場へ移動。オーシャンビューの外野が綺麗だ。巨人の沖縄セルラースタジアム那覇よりも好きかもしれない。

f:id:yonaka_hottuki:20230220234715j:image

キューバ代表が試合前のフリー打撃中。デスパイネは柵越えを連発。

f:id:yonaka_hottuki:20230220234813j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234821j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220234825j:image

キューバ代表のシートノックは、すごくゆるかった。日本でこんなことやったら多分ドヤされる。

対照的に中日のシートノックは迫力があった。

f:id:yonaka_hottuki:20230220235043j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220235046j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220235050j:image

注目の新外国人・アキーノが強肩を披露。新人の田中幹也もよく動けていた。

まもなく試合開始だ。(試合は次の記事で)

【巨人】那覇キャンプ【20230218】

2年連続で那覇キャンプ訪問である。

成田から始発の飛行機に乗って約3時間半、モノレールで少しのところに巨人がキャンプを張っているセルラースタジアム那覇がある。

f:id:yonaka_hottuki:20230220215852j:image

2月とは思えない程の強い日差しが照りつけていて、半袖に着替えた俺の腕を焼いた。これだけでも寒くて暗い東京から逃げ出してきた甲斐があった。

 

この日は新外国人投手のケース打撃が予定されていたが、到着した頃には既に終了しており、最後に高梨が登板しているところが見られた。

f:id:yonaka_hottuki:20230220220123j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220127j:image

キャンプ名物の原タワーには徳光和夫氏と新外国人のブリンソンの姿が。

f:id:yonaka_hottuki:20230220220225j:image

ケース打撃登板後、取材を受ける選手たち。

f:id:yonaka_hottuki:20230220220331j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220334j:image

お昼時だったので、屋台でアグー豚丼を購入。さっぱりとした味付けで、日差しの強い沖縄の気候にマッチしていた。

f:id:yonaka_hottuki:20230220220512j:image

ご飯を食べ終わる頃、フリー打撃の準備が始まった。一番手は新加入のベテラン松田。

f:id:yonaka_hottuki:20230220220730j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220734j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220737j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220740j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220743j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220746j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220220749j:image

声を出しながら元気よくバットを振っていた。

 

続く坂本は、安定したフォームでバットを振り抜いていた。昨季も衰えが見えていたが技術でカバーできていた。まだ終わってはいないはずだ。

f:id:yonaka_hottuki:20230220221133j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221136j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221139j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221142j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221145j:image

中田翔もロングティーからフリー打撃へ。チャンスでの得点力は高いが左投手に差し込まれるシーンが目立った。今年もフォームは変わっていないが、内角への対応に注目したい。

f:id:yonaka_hottuki:20230220221531j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221534j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221537j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221540j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221543j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221546j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221549j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221553j:image

丸。守備こそ衰えが見えるものの、打撃に関しては特に問題無いように見える。今季も打線の核として頑張ってほしい。

f:id:yonaka_hottuki:20230220221747j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221750j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221753j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221756j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221800j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220221803j:image

打撃練習が終わった選手は守備練習に回る。松田と坂本が三遊間を組んだ。

f:id:yonaka_hottuki:20230220222006j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222010j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222013j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222016j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222019j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222022j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222025j:image

松田はともかく、坂本は明らかに球際に弱くなっていた。原監督からのコンバート打診を拒否して遊撃一本で勝負することになったが、聖域化しないか不安である。

 

今年の一軍キャンプには多くのルーキーや若手も参加している。推している秋広もサバイバルを勝ち抜いた1人だ。

f:id:yonaka_hottuki:20230220222414j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222418j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222421j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222424j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222427j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222430j:image

今日はシート打撃で新外国人のロペスからヒット。結果がついて来ず苦しんでいるが、きっかけを掴んでほしい。

秋広はサードで特守も敢行。ヘロヘロになるまでノックの雨を浴びた。

f:id:yonaka_hottuki:20230220222701j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222705j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222708j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222711j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222713j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222716j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220222719j:image

早朝から夕方まで練習漬け。ユニフォームは泥だらけだ。

 

球場外のイベントスペースでは原監督が登壇。徳光氏とのトークショーを行った。

f:id:yonaka_hottuki:20230220223521j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220223525j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230220223528j:image

印象に残った原監督のコメントは下記の通り。

・先発ローテは戸郷、菅野、グリフィン、ビーディの4人は確定。後の2枠は沖縄にいる若手で競争。

・アーリーワーク導入により、前日の疲れを取るとともに当日の練習に備えることができている。

・ブリンソンの名前を覚えていなかった。(ルイスなので「ルー」と呼んでいるが、本名は覚えていなかったようだ)

・背ネームが無いので選手の名前が覚えられない。 ナイキ 無能

・外野手争いは丸のみ確定。後の2枠は競争。昨季活躍したウォーカーもスタメンの保証は無い。(これはファンからの質問に対する回答)

f:id:yonaka_hottuki:20230220224251j:image

15時になり球場での練習が終了。帰りにサブグラウンドで川相コーチに遭遇し、サインを貰おうと思ったが、こちらがモタモタしている間に帰ってしまった。少し残念。

f:id:yonaka_hottuki:20230220224910j:image

夜、ステーキ屋で今日のキャンプを振り返る。

野球評論家の里崎氏も言っていたが、松田だけが声を張り上げていた。キャンプとは思えない程雰囲気は暗く、重苦しさを感じた。

選手だけではない。首脳陣にもどことなく悲壮感が漂う。原監督は対外試合が始まる第5クールを前に「どんな形であれ結果という現実を受け止めなければならない」と報道陣にコメントしている。やはりオフの補強がうまくいかず、「今年は厳しい戦いになるな」という気持ちが球団全体に浸透してしまっているのだろう。

そうなると、いちファンとしても覚悟を決めなければならない。色とりどりのユニフォームを着たプロ野球ファン達が浮つく夜の国際通りで、俺はひとり決意を固めた。

 

【パワプロ2022】エリアン・レイバ(再現・’23WBCキューバ代表)

パワナンバー:12300 91299 60408

名前:エリアン・レイバ(Elián Leyva)
出身:キューバ
生年月日:89/5/17
背番号:53
経歴:キューバ・マガリャネス→ブレーブス傘下(’18~’19)→イタリア・ボローニャ(’20)→メキシコ・ユニオンラグナ(’21)→メキシコ・ドスラレドス(’21途)→メキシコ・カンペチェ(’21途~’22)→メキシコ・ユカタン(’22途)
投打:右・右

2022年成績
14試合 5勝 6敗 防御率4.65

略歴:
チェンジアップが武器の技巧派右腕。

キューバから亡命後は様々なチームを渡り歩き、イタリアやスペインでプレーしていたことも。

今季はメキシカンリーグを拠点にプレーし5勝6敗、防御率4.65という成績を残した。

またオフのメキシカンウインターリーグでは7勝3敗、防御率2.44とまずまずの成績を残している。

今大会から亡命選手も出場可能となり、WBC2023キューバ代表に選出された。

平均90マイルの速球と平均82.5マイルのチェンジアップが投球割合の約8割を占め、緩急を付けて空振りを奪うスタイル。

査定:
対左打者B
対右 .296 1HR
対左 .252 3HR

対ピンチB
得点圏被打率 .254 1HR Whip1.15

その他:
キューバ代表が沖縄入りしましたね。明日は公式のロースター発表もありますし、いよいよWBCに向けて各国が準備を始めた感じが伝わってきます。

【週末お出かけ記】プロレス観戦記(後編)〜挑戦者乱入!そして大団円〜【20230204_全日本プロレス八王子大会】

前編はこちら

刺激たっぷりの電流爆破デスマッチが終わり、片付けと次戦への準備のために休憩を挟んで第5試合。

f:id:yonaka_hottuki:20230206165500j:image

赤コーナーの3人は颯爽と登場したが、青コーナーからは一向に選手が出てこない。少し待って青コーナーから諏訪魔、斉藤ジュン・レイが登場。

やっと試合か…と思ったところ、ゴングがなる前にいきなり諏訪魔組が急襲を仕掛ける!油断していた相手を場外へ吹っ飛ばし、リング外を越えて戦場は客席へと広がっていく。

f:id:yonaka_hottuki:20230206170116j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206170119j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206170122j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206170125j:image

これで電流爆破の余韻に浸っていた私は完全に目覚めた。「お前ら!大仁田如きで満足してんじゃねーぞ!」というメッセージが諏訪魔達から聞こえてくるようだった。

f:id:yonaka_hottuki:20230206170447j:image

試合は新日本プロレス永田裕志組が辛くも勝利。悪態をつきながら帰っていく諏訪魔組が印象に残った。

続くセミファイナルは王者・青柳亮生vs鈴木鼓太郎の世界ジュニア級選手権タイトルマッチ。

f:id:yonaka_hottuki:20230206170923j:image

最近のガンダムみたいな格好である。(後日調べたところ鈴木鼓太郎ガンダムが好きらしい)

f:id:yonaka_hottuki:20230206171423j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171426j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171428j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171431j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171434j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171438j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171441j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171443j:image

最初は鈴木鼓太郎側がどんどん技を仕掛けていく形だったが、次第に王者側が盛り返してきた。相手の技を受け切って自分の展開に持っていく。まさに王者に相応しいファイトスタイルである。

f:id:yonaka_hottuki:20230206171843j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171846j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206171849j:image

もうここまでくるとどっちが技をかけてるのか分からなくなる。最後は王道・青柳亮生がファイヤーバードスプラッシュ→片海老固め決めて5度目の防衛成功。

f:id:yonaka_hottuki:20230206172035j:image

試合後のマイクパフォーマンスでは憧れだった鈴木鼓太郎を倒すことができ泣きそうなほどの嬉しいと語った。敗れた鈴木鼓太郎も颯爽とリングを去る姿はとても美しかった。

だが、美しい勝負、だけでは終わらなかった。突如として暴漢が乱入。既に満身創痍の青柳亮生に暴行を加えてノックダウンさせてると、マイクを奪い取った。

f:id:yonaka_hottuki:20230206172451j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206172454j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206172457j:image

「次の挑戦者はこの俺や!」…前の試合に出てきた坊主頭の関西弁の兄ちゃん、土井成樹がそう叫んだ。

当然この行為に会場からは大ブーイング。それも一蹴すると、一方的に青柳亮生への挑戦を取り決めて、リングを去った。

この土井という選手、遠目でよく分からなかったので最初は青柳亮生(23歳)と同い年くらいか若い人と思ったが、後で調べたらなんと42歳だった。チンピラにしか見えなかったけど意外と年上だったし、実績も残しているレジェンドらしい。

さすがプロレス、次戦へのシナリオを作るのも上手いな…と感じた。

そしていよいよメインイベント、三冠ヘビー級選手権王者宮原健斗vs挑戦者青柳優馬である。

f:id:yonaka_hottuki:20230206173723j:image

キンキラキンの王者!って感じの男が宮原、青いのが青柳である。

試合開始後、いきなりリング外でのバトルになる。

f:id:yonaka_hottuki:20230206173856j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206173859j:image

リング外を一周するように場所変えながら戦っていく、素晴らしいファンサービスである。

特に凄いと思ったのはこのシーンだ。

f:id:yonaka_hottuki:20230206174020j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174023j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174026j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174029j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174033j:image

リングに戻ろうとする青柳を捕まえ、宮原がリング外へのバックドロップを決めたシーン。一歩間違えれば鉄製の柵に頭を打ち付けかねない危険な技だったが、人一人分のマットスペースにうまく叩きつけた(マットは張ってあるが痛いだろうけど)。この技はさすが王者といったところであった。

f:id:yonaka_hottuki:20230206174540j:image

試合開始から15分くらい経過したところで、先程の試合で王座を防衛した青柳優馬の弟・亮生が応援に駆けつけた。

f:id:yonaka_hottuki:20230206174733j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174736j:image

どちらに転ぶか分からない展開だったが、最後は王者・宮原がジャーマンスープレックスを決めて勝利。

f:id:yonaka_hottuki:20230206174858j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230206174901j:image

マイクパフォーマンスでは先ほどの試合で勝利した永田裕志が挑戦状を叩きつけ、宮原はそれを快諾。最後は全日本プロレス組で共同戦線組んで頑張ろうぜ!みたいなことを皆で言ってハッピーエンドで締めくくった。

電流爆破デスマッチも凄かったが、それ以上に王道のプロレスの面白さを感じることができて良かった。もうちょっとチケットが安い(今回は自由席で4000円)と気軽に行けるんだけどなあ…と感じた帰りの電車であった。

【週末お出かけ記】プロレス観戦記(前編)~大仁田爆死!~【20230204_全日本プロレス八王子大会】

土曜日、大仁田厚が古巣の全日本プロレスで電流爆破デスマッチをやるということで、八王子まで行ってみた。

f:id:yonaka_hottuki:20230205223619j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205223622j:image

全日本プロレスは他団体の新日本プロレスやノアよりも王道のプロレスをメインに定めているらしく、ネット上では今回の電流爆破デスマッチの開催には賛否が分かれていた。

とはいえプロレスをこれまで生で一度も観たことない自分がチケット買って八王子まで来てしまったのだから、集客効果はあるのだと思う。(現に会場は盛況であった。)

今回は7試合行われ、電流爆破デスマッチは第4試合に行われるとのことだった。

f:id:yonaka_hottuki:20230205224454j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205224458j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205224501j:image

生まれて初めて見るプロレス。花道から大柄な男がのっしのっしと現れる。

f:id:yonaka_hottuki:20230205224713j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205224717j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205224720j:image

チョップやタックル、キックをする度に聞こえる肉を打つ音、相手を投げ落としたりロープからダイブする時に聞こえるマットの音。その迫力を感じながら観戦していた。

f:id:yonaka_hottuki:20230205225246j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225249j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225253j:image

第2試合はなんと4vs4の8人タッグマッチ。悪役レスラー側の雷神矢口は赤いペイントに釘バットと節分の鬼スタイル(普段からこうらしい)。あと悪役側ながらブラックめんそーれ(黒いマスクのレスラー)には歓声も飛んでいた。「めんそーれ」なのに函館市観光大使らしい。面白いね。

f:id:yonaka_hottuki:20230205225728j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225731j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225734j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225738j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205225742j:image

入れ替わり立ち替わりで選手同士がぶつかり合う。悪役側のコーナーに投げ飛ばしてからの二連ラリアットはなかなか効いてそうだった。ブラックめんそーれの出番があまりなかったのが残念。

f:id:yonaka_hottuki:20230205230202j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205230205j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205230208j:image

第3試合はさっきのイロモノ対決が強烈すぎたのか、はたまた次の電流爆破デスマッチが楽しみなのかあまり盛り上がらず。そのせいか坊主頭の兄ちゃんレスラーがやけにヒートアップしていたが…?

f:id:yonaka_hottuki:20230205230353j:image

f:id:yonaka_hottuki:20230205230602j:image

さて、いよいよ第4試合・大仁田厚の電流爆破デスマッチ。会場には凶器が置かれ、リング外のマットも外され物々しい雰囲気が熟成されていく。

f:id:yonaka_hottuki:20230205230736j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205230739j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205230743j:image

f:id:yonaka_hottuki:20230205230945j:image

来たぞ!大仁田厚だ!セコンドにはさっきの赤鬼を従えている。

この試合はアジアタッグ選手権という由緒あるタイトルがかかった試合で(そんな大事なタイトルマッチで電流爆破なんかするな!というのも反対派の意見の一つである)、大仁田厚ヨシタツ組は挑戦者という立場。それで現王者は誰かというと、こちらも悪役レスラーのNOZAWA論外とケンドー・カシン組である。

f:id:yonaka_hottuki:20230205231416j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205231419j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205231422j:image

相手セコンドのパンダマンに暴行を加える王者組。王道無き悪vs悪。まるで時代遅れの伝統の一戦、巨人ー阪神戦を見ているような気分である。

f:id:yonaka_hottuki:20230205231705j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205231708j:image

試合開始と同時にリング外で乱闘。ゴミ箱を投げつけ、鉄製の柵に相手の頭を叩きつける。まさに邪道だ。

f:id:yonaka_hottuki:20230205231941j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205231944j:image

しかし王者組が大仁田を攻め、机の上に乗せる。そしてコーナーにある高圧電流のスイッチをON!

突如けたたましいサイレンが鳴り響く。今日は八王子にちなんで通常の8倍の火薬を仕込んであるらしいから危険だぞ!

f:id:yonaka_hottuki:20230205232202j:image

この釘バットが振り下ろされた瞬間。

ドカーーーン!

という爆発とともに火花が舞った。大仁田厚が電流爆破の釘バットの餌食になったのだ。遂に「大仁田爆死」をこの目に焼き付けられたのだ。

なお、至近距離での爆発なので、攻撃した相手ももちろん吹っ飛ぶ。諸刃の刃なのだ。

その後もルール無用の凶器攻撃が炸裂。

f:id:yonaka_hottuki:20230205232742j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205232745j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205232748j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205232752j:image

椅子、机、ギター(?)となんでもござれのしばき合いに発展していく。

そして2度目の電流爆破ドーン!

f:id:yonaka_hottuki:20230205232852j:image

まさに「爆死!」というシーンが撮れた。試合後この写真を友達に見せまくったらずこくウケた。

f:id:yonaka_hottuki:20230205233119j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205233122j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205233125j:image
f:id:yonaka_hottuki:20230205233128j:image

しかし、王者組の狼藉もこれまで。最後は大仁田・ヨシタツがダブルでNOZAWA・ケンドーを爆殺。大仁田厚組が王者ベルトを奪取した。

f:id:yonaka_hottuki:20230205233232j:image

試合後は「俺が生きているウチは全日本は潰さん!!!」と咆哮。大仁田劇場が幕を閉じた。

 

長くなったので続きは後編で…。