夜中にほっつき歩くブログ

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【週末お出かけ記】プロレス観戦記(後編)〜挑戦者乱入!そして大団円〜【20230204_全日本プロレス八王子大会】

前編はこちら

刺激たっぷりの電流爆破デスマッチが終わり、片付けと次戦への準備のために休憩を挟んで第5試合。

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赤コーナーの3人は颯爽と登場したが、青コーナーからは一向に選手が出てこない。少し待って青コーナーから諏訪魔、斉藤ジュン・レイが登場。

やっと試合か…と思ったところ、ゴングがなる前にいきなり諏訪魔組が急襲を仕掛ける!油断していた相手を場外へ吹っ飛ばし、リング外を越えて戦場は客席へと広がっていく。

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これで電流爆破の余韻に浸っていた私は完全に目覚めた。「お前ら!大仁田如きで満足してんじゃねーぞ!」というメッセージが諏訪魔達から聞こえてくるようだった。

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試合は新日本プロレス永田裕志組が辛くも勝利。悪態をつきながら帰っていく諏訪魔組が印象に残った。

続くセミファイナルは王者・青柳亮生vs鈴木鼓太郎の世界ジュニア級選手権タイトルマッチ。

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最近のガンダムみたいな格好である。(後日調べたところ鈴木鼓太郎ガンダムが好きらしい)

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最初は鈴木鼓太郎側がどんどん技を仕掛けていく形だったが、次第に王者側が盛り返してきた。相手の技を受け切って自分の展開に持っていく。まさに王者に相応しいファイトスタイルである。

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もうここまでくるとどっちが技をかけてるのか分からなくなる。最後は王道・青柳亮生がファイヤーバードスプラッシュ→片海老固め決めて5度目の防衛成功。

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試合後のマイクパフォーマンスでは憧れだった鈴木鼓太郎を倒すことができ泣きそうなほどの嬉しいと語った。敗れた鈴木鼓太郎も颯爽とリングを去る姿はとても美しかった。

だが、美しい勝負、だけでは終わらなかった。突如として暴漢が乱入。既に満身創痍の青柳亮生に暴行を加えてノックダウンさせてると、マイクを奪い取った。

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「次の挑戦者はこの俺や!」…前の試合に出てきた坊主頭の関西弁の兄ちゃん、土井成樹がそう叫んだ。

当然この行為に会場からは大ブーイング。それも一蹴すると、一方的に青柳亮生への挑戦を取り決めて、リングを去った。

この土井という選手、遠目でよく分からなかったので最初は青柳亮生(23歳)と同い年くらいか若い人と思ったが、後で調べたらなんと42歳だった。チンピラにしか見えなかったけど意外と年上だったし、実績も残しているレジェンドらしい。

さすがプロレス、次戦へのシナリオを作るのも上手いな…と感じた。

そしていよいよメインイベント、三冠ヘビー級選手権王者宮原健斗vs挑戦者青柳優馬である。

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キンキラキンの王者!って感じの男が宮原、青いのが青柳である。

試合開始後、いきなりリング外でのバトルになる。

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リング外を一周するように場所変えながら戦っていく、素晴らしいファンサービスである。

特に凄いと思ったのはこのシーンだ。

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リングに戻ろうとする青柳を捕まえ、宮原がリング外へのバックドロップを決めたシーン。一歩間違えれば鉄製の柵に頭を打ち付けかねない危険な技だったが、人一人分のマットスペースにうまく叩きつけた(マットは張ってあるが痛いだろうけど)。この技はさすが王者といったところであった。

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試合開始から15分くらい経過したところで、先程の試合で王座を防衛した青柳優馬の弟・亮生が応援に駆けつけた。

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どちらに転ぶか分からない展開だったが、最後は王者・宮原がジャーマンスープレックスを決めて勝利。

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マイクパフォーマンスでは先ほどの試合で勝利した永田裕志が挑戦状を叩きつけ、宮原はそれを快諾。最後は全日本プロレス組で共同戦線組んで頑張ろうぜ!みたいなことを皆で言ってハッピーエンドで締めくくった。

電流爆破デスマッチも凄かったが、それ以上に王道のプロレスの面白さを感じることができて良かった。もうちょっとチケットが安い(今回は自由席で4000円)と気軽に行けるんだけどなあ…と感じた帰りの電車であった。