夜中にほっつき歩くブログ

パワプロで作った選手や、野球観戦についての雑記等々

【パワプロ2022】帰ってきた河川敷のおっさん(架空・2024春)

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パワナンバー:12000 72386 11590

ストーリー:
かつて左腕不足解消にと我が軍が獲得した河川敷のおっさん

しかし、契約金を全て競馬につぎ込みパーにする、練習をサボってパチンコに行く、いざマウンドに上がると1球投げただけで「肘が…今日はこの辺で勘弁しといたるわ」といって勝手に帰ろうとする、帰りがけにチアガールの姉ちゃんの胸を揉み色んな意味で炎上…。

とまあ、数々の狼藉を働いた結果、すぐに契約解除を言い渡され、彼を連れてきた私も連帯責任として球団を解雇されてしまった。

私は家に帰ることもできず、近くの居酒屋で酒をくらいながらため息をついていた。「なんであんな奴獲ったんだろう」その言葉が脳内を駆け巡る。確かに左腕投手が不足していたのは事実だった。でもなぜあんなクソオヤジを…?


―――
「……!」
「?」
「おい、…!!!」
ふと気づくと、ゴミ捨て場で朝を迎えていた。どうも酒を飲みすぎたらしい。
「おい聞いとんのかお前!ここは俺の縄張りやぞ!!どけ!!!」
浮浪者だろうか、私に向かって暴言を浴びせている。
「はいはい、すみませんね…。あれ?」

よく見ると、そいつはよく見知った顔だった。

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「お、お、お前…。」
怒りと悔しさが入り混じった感情が瞬時に立ち上り、そいつの顔に殴りかかった。
「なんじゃこのキ×××!ワイはなあ!立浪をボコボコにしたことあるんやぞ!黄金の左腕で×したる!」
ああ、やっぱりこいつだ、「河川敷のおっさん」!
「うるせえ!お前のせいで人生滅茶苦茶だ!お前こそ×してやる!」

朝日に照らされて、二人の汚らしいおじさんが殴り合いをしている。噂好きな近所のクソアマどもが、登校中のガキどもが、忙しなく出勤する社畜どもが、俺たちを冷ややかな目で見ている。でももうどうでもいい。俺は無敵だ。今はこいつをメッタメタにすることしか考えられない。警官が来るまでの間、俺は無心で拳を振りかざした。


―――警察署を出ておっさんと並んで歩く。警察に捕まった後、こってり絞られたが、最終的には厳重注意ということで許された。

「おっさん。…ごめんな。」

「…。」

「…なあ、お前、夢のひよこ、飼わんか?」
おっさんが意味不明なことを言い出した。

「は?」
「俺と一緒に、夢のひよこ、飼わんか?」
おっさんはそういってポケットの中からくしゃくしゃの紙を取り出す。

見るとそこには「もう一度野球の夢を追ってみないか?オークランド・ローニンズ参加者募集中!メジャーリーガーとの対決もあるかも?」と書いてあった。

「おっさん、やっぽり野球したいんか?」
「うん、したいよ。でももうここではできひんやん。だからアメリカに行くんや。アメリカで野球をしたいんや。」
正直、もうこいつとは野球なんてしたくない。でも、おっさんの子供のように純粋な瞳を見ていると、もう一度、騙されても良いのかなと思ってしまう。

「なあ、パスポートってどこで売ってるん?パチンコ屋の景品には無かったよ?」
「…いや、パスポートを取るには役所に行かないと。それにビザも必要だよ」
「ピザ?なんでアメリカ行くのにピザ取る必要があんねん?アホか!」

バカで、クズで、どうしようもない奴だが、俺も飼ってみるか、夢のひよこを。

査定:
プロの指導でちょっとは強化されているようでされていません。サボってたからね。
カットボール
「野球四十八手!右殺し!」と言いながら右打者の手首めがけて投げてくる。ムキムキの外国人にはビビッて投げられない。

サークルチェンジ
サイドスローなので、スローボールが少しスクリュー気味に落ちています。

その他:
巨人がとち狂ってドラフト1位指名しました。
おかげで猪狩守は指名拒否。現実だったら暴動が起きてると思う。

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