今年の8月の三連休は甲子園を見に大阪へ!
目次
- 目次
- フラフラ18きっぷ旅
- 第一試合 八戸学院光星7-0明桜
- 昼食
- 第二試合 専大松戸7-5東海大甲府
- 第三試合 土浦日大3-0九州国際大付属
- 暑さ、限界
- 第四試合 仙台育英8-2聖光学院
- 激闘を見届けて…
フラフラ18きっぷ旅
行きは青春18きっぷを使って東京から大阪まで鈍行列車でのんびり旅行…のはずが、お盆ということもあり、車内は18きっぱーで一杯。長時間人混みの中にいたので逆に疲れてしまった。
とりあえず梅田の松葉という立ち飲み屋で串カツを堪能。このお店はカウンター前に盛られている串カツを自由に取ってソースに付けて食べるというスタイルで、串カツを取る手が止まらなかった。
これだけたくさん食べて飲んで料金は2000円台となかなかの安さ。お財布に優しい庶民的な店だった。
その後は南海電車に乗り堺の安宿で1泊。翌朝ホテルの食堂で朝食を取って甲子園へ向かった。
ここで数多の名勝負が繰り広げられたと思うと、その歴史の壮大さに感服する。今日はお盆なのでチケットは完売しているが、事前に内野席を購入済み。さあ、中へ入ろう。
第一試合 八戸学院光星7-0明桜
戦評
序盤はお互いチャンスを作るも得点には至らず0-0で進行。
しかし5回に光星が1死2,3塁のチャンスを作ると、1番・砂子田が均衡を破るセンターへの2点タイムリーヒットで先制。またプロ注目の3番・中沢にもタイムリーが飛び出し、この回3点を挙げる。
その後は7回に5番・藤原に3ランホームランが飛び出す等八戸学院光星が完全に流れを掴み、7-0で勝利。3回戦へ駒を進めた。
ほっつきコメ
第一試合は隣県対決。最初は流れがどちらに傾くか分かりませんでしたが、タイムリーから徐々に力の差がはっきりとしていきました。
また、注目していた光星の中沢くんですが、打撃は良かったですが、遊撃での送球が若干物足りなかったです。守備範囲は広そうなのでセカンドとかの方がいいかも?
昼食
売店で並ぶのが嫌だったため早めのお昼ご飯。今回は甲子園名物の甲子園カレーにした。
中身は普通のビーフカレーなのだが、甲子園という特別な場所で食べるためか味わい深い。キャンプで食べるカレーやカップ麺みたいなものか。
それにしても暑い。今日は事前にリサーチして一日中日陰になる内野席上段を確保したのだが、日が昇るのとともに気温がぐんぐん上昇していくのを感じる。時折吹く六甲おろしのおかげでまだ涼しさを感じたが、暑さのピークに近づくにつれそれも意味が無くなっていく。2Lのお茶と塩飴を補給しながら第二試合開始を待った。
第二試合 専大松戸7-5東海大甲府
戦評
専大松戸は1-1と同点とされた4回裏、2死2,3塁のチャンスで9番・宮尾がワンバウンドのボールを空振り三振。しかし捕手がボールをこぼした後、一塁への送球が逸れ2者が生還。珍しい2ラン振り逃げで再び勝ち越しに成功する。その後東海大甲府が再び逆転に成功し、4-5で1点を追う7回裏、無死2,3塁から遊失で同点に追いつくと、7番・上迫田が意表をつくセーフティスクイズで三度勝ち越し。
これが決勝点となり、7-5で専大松戸が激闘を制した。
ほっつきコメ
よくテレビで千葉県予選を見ていたので、千葉代表の専大松戸の方を応援していました。プロ注目のエース・平野大地は今日も登板なし。一応ブルペンで肩を作っているところは見ましたが、少し投げてそのままベンチに引っ込んでしまいました。監督曰く状態が良くないということなので、心配です。
東海大甲府としては、4回のバッテリーミスが痛すぎましたね。低めへの意識が強すぎたのかワンバウンドの球が多く、捕手が懸命にブロックしていたのが印象に残りました。
第三試合 土浦日大3-0九州国際大付属
戦評
土浦日大は3回、8番・大井のホームランで先制。
投げては先発の小森が5回1安打ピッチングと好投。1-0で前半戦を折り返す。
ここで土浦日大は小森に代打を出し、その後2番手・伊藤彩斗にスイッチ。この継投策が的中し2回を無失点に抑えると、最終回はエースの藤本が締め、3-0と完封リレーで3回戦進出を決めた。
ほっつきコメ
この日一番締まったゲームだったんじゃないでしょうか。敗れた九州国際大付属の方がチームとしては良かったなというのが率直な感想です。
特筆すべきはやはり守備の堅さ。中でもショートの隠塚は別格でした。
打線の方も土浦日大の先発・小森から結果的には1安打しか打てませんでしたが、捉えた当たりが多く一本長打が出ていればまた違った展開になったかなというふうに感じました。これは土浦日大サイドも感じていたのか、小森を5回で下ろしましたしね。
なお、巨人の水野スカウト部長も視察に訪れており、九州国際大付属の一塁手、佐倉侠史朗を評価したということです。自分としてはプロ注ということは知っていましたが、今日の試合だけでは良くわかりませんでした…。
暑さ、限界
第三試合で暑さがピークに達し、お茶を飲んで飴を舐めてを繰り返しても意識が朦朧としてきた。5回のクーリングタイムや試合間は通路に避難したり、アイスやかちわり氷を買って身体を冷やしたりして暑さ対策してきたが、普段クーラーの効いた部屋で過ごしている身体ではこの暑さは耐えられないようだ。だがもう夕方になりここからは気温も下がっていくので、我慢して第四試合の開始を待った。
第四試合 仙台育英8-2聖光学院
戦評
去年の夏の甲子園準決勝と同じカードになった注目の一番。
仙台育英は先発に田中優飛を起用し、湯田、仁田、高橋の「150キロトリオ」を温存。試合は1-1の2回裏、3番・湯浅のセンターへの弱いフライを二塁手が見失い、ポテンヒットになる形で2点を勝ち越す。4回に聖光学院の3番・杉山のホームランで1点差に迫られるも、田中から代わった2番手・湯田が反撃の流れを断ち切った。
その後は仙台育英打線が爆発。12安打8得点の猛攻で聖光学院を突き放し、最終回は高橋で締めて3回戦に駒を進めた。
ほっつきコメ
事前のリサーチで一日中日陰になる席だと書いたが、夕方になると西日が直撃。短い時間ではあったが直射日光の攻撃に、「早くこの地獄が終わってくれ」と願ってしまった。
試合の方だが、これまでのダメージの蓄積もありただぼんやりと野球を見ているしかなかった。だが、そういう時間がある意味一番幸せなのかもしれない。
激闘を見届けて…
甲子園を見た後は楽しい夕食タイム。今日はなんば駅地下の会津屋というたこ焼き屋を訪れた。
この会津屋はたこ焼き発祥の店と言われ、和風ダシで味付けした古いスタイルのたこ焼き。なのでソースや鰹節などは乗っておらず、そのまま食べる。
とりあえず元祖たこ焼き、ネギ焼き、元祖ラヂオ焼きの3種盛りを注文。うまみが詰まった優しい味のたこ焼きは無限に食べられそうだ。特に美味しかったのはラヂオ焼き。牛すじとこんにゃくが入ったたこ焼きで、牛すじがよりうまみを際立たせており、これまで食べたたこ焼きの中で一番美味しかった。この会津屋はお台場にもあるらしいので、また訪れたい。