| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SL | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| G | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 11 |
※特別ルールで9回裏実施
投手
サムスン：李昇玹→洪昇洹→●李承珉→洪廷玗→金兌勲→李承玹
巨人 ：西舘→又木→○松井→田中→泉→京本
試合風景
今年も来ました巨人・那覇キャンプ
ジャビットくん
巨人のスタメン。西舘が「開幕投手」として先発。
で、その先発の西舘。いきなり二塁打を打たれる等2回1失点とほろ苦デビューに。
サムスンの先発は、左の大型左腕イ・スンヒョン。
オコエが再三の牽制をかいくぐり盗塁成功。
岡本が2死3塁から同点タイムリー。さすがの貫禄。(オコエがハイタッチをスルー💦)
秋広くん。もっと強い打球が欲しい。レフトの守備力ではマイナスなので、打撃で取り返したいところ。
2回裏、泉口、ジョージ佐々木が機動力を活かして同点に。
体がデカくなってる？堀田。ストレートの球威はさすがだが、これを一年維持して欲しい。
オコエ瑠偉の打った瞬間の特大アーチ。
巨人が打ちに打って快勝。2024年最初の試合で勝利！
試合後、ファンにサインをする岡本。さすが主将である。
秋広もチラッと見えた。これからも頑張れ！
試合評
巨人はドラ1ルーキー・西舘が先発。1回表、初球を打たれツーベースヒットを浴びると、1死3塁の場面で3番・金賢晙の二ゴロの間に走者が生還し先制を許す。しかしその後は立ち直り、2回1失点とまずまずの結果を残した。
打線の方は、2-3と1点を追う5回裏、先頭の8番・泉口が四球で出塁すると、続く9番・佐々木がバントエラー、その次の1番・吉川もバントヒットとなり、無死満塁のチャンスを作ると、2番・オコエの遊ゴロの間に1点を挙げ同点、更にバッテリーエラーで逆転に成功し、去年までとは異なる機動力野球を見せつけた。
その後も投手では又木、泉等の若手や新戦力が好投。野手ではオコエが7回に特大弾を放つ等活躍を見せ、終わってみれば11-3とサムスンを圧倒した。
ほっつき歩きの独り言
今季初の対外試合で初勝利。相手が調子の悪かったサムスンとはいえ、巨人が勝つと機嫌が良くなります。
まず投手の方ですが、
西舘→捉えられた打球が多く不安。2回の併殺に打ち取った球もセンター前ヒットになってもおかしくなかった。ただし安定感はあり、先発として計算はできそう。
又木→この日は球威もイマイチでコントロールも不安定。森田がケガで出遅れ確定している中でよりアピールが必要。
松井→1回1失点も球速も149キロ後半をコンスタントに出せており好感触。中継ぎでいくのかな？ちょっともったいない気も。
堀田→この日はかなり調子が良さそうだった。これが持続できればなあ。
田中→紅白戦とは打って変わって好投。2年目だし焦らず調整を進めてほしいところ。
泉→先頭打者に四球はマイナスイメージ。懸念のメンタルの弱さを垣間見た気がする。その後は踏ん張れたが、NPB一軍相手でも同じことができるかは微妙。
京本→149キロをコンスタントに出し、150キロも計測。二軍のローテを守って支配下上がってくるといいかなあと思った。
といった感じですかね。全体的に球速がアップしていたのは良いですね。オリックスのようにはまだ行きませんが、力でねじ伏せられる投手陣を形成していきたいです。
対する野手の方ですが、今回は参考程度、って感じですかね。5回のバント攻勢もNPB一軍相手に通用するかと言われると、ちょっと疑問符がつく。ただ、少ない得点チャンスをものにしようという姿勢は表れていたと思うので、その考え方をチームに浸透させれば、競った試合で勝ち星を拾えるんじゃないかな、と思いました。
後は阿部監督次第ですかね。監督としては1年目ですが、原監督の下で積み重ねてきたものがあるはずなので、その部分がペナントの采配にどう作用するかは見もの。今のところは謎のパンフレットを配ったり自分の顔がプリントされた横断幕をでかでかとスタンドに張り付けたりと、「原譲りの独裁者」というイメージが強いですが・・・。
ついでにサムスンにも触れますと、1番の金智讚(キムジチャン)、9番の金盛閏(キムソンユン)が良かった。二人とも身長160センチ台とかなり小柄ながら、守備走塁が素晴らしかった。特にセンターのキムソンユンは、風が舞って難しい中フライを難なく捕球していたので、かなりできると思いました。
本日のMVP
京本投手。このままアピールに成功して支配下をつかみ取って欲しい。
