夜中にほっつき歩くブログ

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『アフリカン・カンフー・ナチス』を見た

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ツイッターで話題のB級映画
『アフリカン・カンフー・ナチス
(略して「アフカン」)を見てきた。

 あらすじ

第二次大戦後、アフリカ・ガーナに
落ち延びたヒトラー東条英機は、
現地の住民を空手と洗脳で
「ガーナアーリア人」として
支配していく。

一方、地元のカンフーを習う青年・アデー
は、恋人と共に平和な日々を過ごしていた
が、道場をヒトラー率いる
ガーナアーリア人達に襲撃され、
恋人を奪われたことに
怒りを燃やし、親友のアカンテと共に、
ヒトラーが主催する武闘大会に参加する。

感想

B級映画はグロ表現が苦手であまり見たこと
はないが、「アフリカ」、「カンフー」、
ナチスという何の関係性もない三者
組み合わせた映画があると知り、どうしても
見たくなって映画館へ。

冒頭からマッチョなヒトラー、対照的に
全然鍛えてない日本人のおっちゃん
(でも強い)の東条英機
なぜかガーナ人のゲーリング
(ナチスのNo.2だった人)の
日独ガーナ三国同盟に笑ってしまった。
(ちなみにイタリアはポンコツなので
ハブられた。マジで。)

そして、字幕が関西弁という表現方法も、
まるでお笑い芸人のコントを見ているみたい
で面白かった。

ストーリーとしてはカンフー青年が
修行をし悪の親玉と戦うという王道もので、
また武闘大会に出場する選手たちも
全員キャラクターが立っていて良かった。

B級映画らしく表現や脚本の粗さや苦手な
グロ描写もあったが、それでもしっかりと
した戦闘アクションや本編に散りばめられた
笑いの要素が素晴らしく、満足できる作品
だった。

また、パンフレット(800円)にはこの映画を
作ろうとしたきっかけや、製作の裏話に
ついて色々書かれているので、
是非買った方がいい。

なお、パンフレットのヒトラーをネタに
することでタブーに挑戦する!
という監督(兼ヒトラー役の人)の
意気込みについては、
既にヒトラーナチスをネタにしたり、
馬鹿にしたりする作品は山ほどあるので、
今更感があるなあとは感じた。

ガーナのお酒「アドンコ」

作中に頻繁に登場した、ガーナのポピュラー
なお酒「アドンコ」。

見終わった後私も飲んでみたいと思ったが、
パンフレットによるとSNS等を活用して日本
にも輸入を試みているらしいが難航している
らしい。

いつ日本でも手に入るかは分からないが、
飲んでみたいと思う。