三連休の日月を使って大阪万博に行った。

土曜の夜、バスタ新宿から一晩かけて夜行バスで大阪へ。途中トイレ休憩で2時間おきに起こされたが、なんとか寝れたといっていい。

大阪への到着は早朝6時。安さだけが取り柄のバスを降りて、梅田の繁華街へ。朝帰りの酔客の集団を避けつつスーパー銭湯で休憩。
行きはシャトルバスを友人が予約してくれたので、大阪駅から桜島駅へ。

「途中のユニバで降りた客の方が多いな、これもしかして大阪万博余裕か?」とこの時は思っていたが…。


朝10時半くらいの西ゲート。まあまあ多かったが、これでもまだ地獄は始まっていない。警備員が規定の時間以外の入場者以外は入るなと大声でがなり立てていた。

ガンダム館のガンダム。一応7日前抽選というものを応募していたが、ほとんど全滅。3日前抽選もサイトに入らなかったので、大したものは見られない。
「手前の初動が遅いのが悪い。不安を煽ったマスコミも悪い。」という声をよく聞いたが、そもそも万博運営側の初動の遅さは非難しないのか。あと単純に休みを取れるタイミングが取れなかったんじゃボケ。

大屋根リング。友人は驚いてたが、個人的にはふーんという感じだった。「圧倒された!」という気持ちだとエスコンフィールドに行った時の方が余程大きかった。
橋桁の間が通路スペースで、橋桁の中は休憩スペースといった形。この日は雨だったので、湿気と混雑で苦労した。

あまり馴染みのない国のパビリオンも予約やら先着やらで入れそうな気配はない。どうにか入れそうなインド館を見つけ、万博初のパビリオン入場。



インド館はあまりやる気のない展示だった。ブラジルや中国はそれなりのパビリオンを出していたのだが…BRICSの気概を見せてくれや。

インド館をさっさと抜けると、雨が強くなってきた。「万博が終わるから、お空が泣いてるんだね」という感傷に浸る余裕も思い入れも私には無い。さらに悪いことに、一部の大屋根リングに面したパビリオンは大屋根との間の通路を塞ぐ形で待機列を作ってしまい渋滞が発生。土砂降りの中立ち往生というとても辛い思いをした。





そんな中でもセネガル館は良かった。特にセネガル相撲は気に入った。筋骨隆々の男がレスリングのように組み合った体制から右アッパーを決めたシーンはなかなかに衝撃的だった。調べると日本の総合格闘技でも結果を残しているらしい。そらあんなタフな試合こなしていればそうだわな。
続いてはコモンズ館へ。東欧、一部のアジア、ラテンアメリカ、アフリカ、オセアニアなどのいくつかの国が集まった連合チームのパビリオン。コモンズはいくつかあるが、B館しか入れなかった。



セクシーなカーニバル衣装が目を引いた「セントビンセント」ブース。

昔は社会主義国家だったことが判明したベナン。地理好きな友人も知らなかったみたい。

ジャマイカといえばボブスレー映画『クール・ランニング』。かつては日本企業がボブスレージャマイカ代表のそりを作ったことでも知られる。






特色のあるアフリカの各ブース。
コモンズを見たところでお昼になったが、レストランはどこもいっぱい。しかも運悪く大雨だったのでテイクアウトを買って外で食べることもできない。お腹が空いてイライラが募るが仕方なく予約が唯一当たった大阪公立大学のパビリオンへ。

西陣織が張られたパビリオン。綺麗だった。中では人工光合成による発電や、AIを使った「住んでいるだけで健康になれる」家の展示といった先進的な技術についての説明がなされていた。

大阪公立大学のパビリオンの近くには、一時期SNS等で話題になった天井に岩が吊るされている休憩所があった。結局閉幕まで事故等は起こらなかったのでいいじゃん、と思う人もいるだろうが、雨だとほぼ無用の長物である。使えねー!
昼過ぎになると、混雑はさらに酷くなった。大人、子供、ベビーカー、車椅子、高齢者用のカート。ありとあらゆるものが自分に突っ込んでくる感覚だった。腹も減っていて、苛立ちが募るばかりであった。少なくともベビーカーや車椅子は優先レーンを作ってあげてくれ…。
雑踏をかきわけて、ようやく食事ができそうなフードコートを発見。


PANAFという日本でビジネスをしたいアフリカの人々を支援する企業のレストラン。ピーナツバターのカレーは日本に合わせた形で良かった。
お昼を食べて外に出ると、次第に雨は弱まっていった。


空飛ぶクルマ。別に車ではないらしく、小さな航空機とのこと。タクシーみたいな運用をしたいらしい。まあかっこいいからいいか。
そこそこ気合いが入っていたモザンビーク館。お土産として国旗のタオルを買った。
日が落ちてきて、死ぬほど疲れた。正直さっさと帰りたかったが、友人が花火が見たいと言ったので、夜まで残ることに。


夕方になると晴れ間も見えてきた。スマホで巨人のクライマックスシリーズ1st敗退に怒りつつ待機。最近は巨人が弱くて野球を見るのが嫌になってきたが、時間潰しにはなったので許してやることにする。
そして、いよいよ花火が始まった。

時間は15分くらいだったが、絶え間なく花火が上がり、壮観だった。長すぎた夏を締めくくるには丁度いいフィナーレだ。
その後すこし辺りをぶらついて、地下鉄で解散。梅田の立ち飲み屋で串カツを食べた。

やはり「松葉」の串カツは最高だ。
万博は混雑がすごく、大したパビリオンも見られなかった。花火とアフリカは良かったが、良かったより疲れたが上回った。
翌日はあべのハルカスと千里の万博記念公園に行って(本当は大物のSGLスタジアムに行きたかったが、巨人ファンの友人が嫌がった)新大阪駅から新幹線で帰京したのだが、帰りの新幹線がすごく混んでいてまた嫌な気分になった。その後遺症で右側通行の通路を通ると大阪の混雑を思い出して疲れがどっと出てくる。しばらく大阪はいいかな…。