2022/12/18 イーストーウエスト ベルーナD 14:10PB
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
W | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
E | 0 | 5 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 9 |
※特別ルールにより9回裏実施
投手
ウエスト:●岡林→大嶺→松田→中後→小山田→内→白根→大引
イースト:○佐野→進藤→風張→鈴木優→寺田→三ツ間→古村
試合風景
ベルーナドーム、寒波到来で気温は9℃。
この試合では声出しエリアが一塁側の一部に設定され、元気な鳴り物応援がベルーナドームに響いていた。
選手紹介、上は46歳から下は23歳。皆今年で野球人生にピリオドを打つ。
スタメン発表。元横浜・DeNAの選手が多いように感じる。
トップバッターは大引(元オリックス、日ハム、ヤクルト)。ヤクルトでは頼れるベテランとして優勝に貢献した。
イーストホープスの4番・古木克明(元横浜、オリックス)。尖りすぎている成績や、プロ野球選手→格闘家→プロ野球選手という異色の経歴を持つことからファンから愛された選手だった。今日は2打数2安打2四球で全打席出塁した。
元DeNA、オリックスでプレーした白崎。日本シリーズでのホームランは今でもファンの間では語り草だ。今季は独立リーグ・大分Bリングスでプレーした。
積極的な走塁で三塁を陥れた田城(元ソフトバンク、オリックス)。支配下登録を目指して5年間育成選手としてプレーした。
三塁打を放った熊代(元西武)。長年西武のユーティリティプレーヤーとして活躍し、ファンから愛された選手だった。
黒羽根(元DeNA、日ハム)。強肩が売りの捕手で、日ハムを退団後は独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブスでバッテリーコーチを務める。
ウエストドリームスの2番手として登板した大嶺祐太(元ロッテ、中日)。八重山商工高時代は甲子園を沸かせ、ロッテに入団後は怪我で育成落ちも経験するなど苦しみながらもプレーを続け通算129登板、29勝をマークした。今日も肩が痛い中最速130キロと力投した。
元阪神の伊藤隼太。慶應大学からドラフト1位で入団したが一軍には定着できず2020年に退団。翌年から独立リーグ・愛媛マンダリンパイレーツにコーチ兼選手として入団したが、怪我に苦しみ2022年を最後に現役を引退しコーチ専任することになった。今日は二塁打にホームランとドリームス打線の中で特に活躍した。
元巨人としては唯一の参加となった鈴木優。オリックスを戦力外となった2021年オフに巨人と育成契約。速いストレートと縦スラが魅力だったが、支配下を掴み取ることはできなかった。今日は1回を三者凡退に抑えた。
8回表に登板した三ツ間。埼玉武蔵ヒートベアーズから中日に入団し、通算77試合に登板した。
三ツ間vs亀澤の元中日対決。結果は遊ゴロ併殺で三ツ間の勝ち。
8回裏、4番DH古木の打席でDHを解除し投手の三ツ間が打席へ。伝説の「代打・三ツ間」の再現となった。結果はファーストゴロだった。
特別ルールにより、9回裏を実施。大引がマウンドに上がり、三者凡退で最後を締めた。
閉会式では少年野球の子供たちから花束が贈呈。ちょっとうるっとした。
閉会の挨拶は古木選手。ちょっと事故ってた。
2022年も終わる。全ての野球選手に感謝。
試合評
31人の元NPB選手が集まり開催された、それぞれの引退試合。
2回裏、イーストの田城(元オリックス)がヒットで出塁すると、すかさず盗塁を決め、さらに暴投の間に三塁にまで進む。
ここから難波(元日ハム)、田代(元ヤクルト)、熊代(元西武)、斉藤(元西武)の4連打で5点を奪った。
4回裏にも3点を奪い、5回終わって8-1とイーストホープスが大きくリードする展開に。
そして6回表、ウエストドリームスの3番・伊藤隼太(元阪神)がライトへのホームランを放ち、8-2と点差を縮める。
その後も両軍の選手が躍動し、最終的に9-2でイーストホープスが勝利した。
ほっつき歩きの独り言
2022年野球観戦納めでした。いやーベルーナドームは寒かった。
大引や亀澤といったかつての主力選手や、伊藤隼太、白崎、黒羽根といった独立リーグでも選手やコーチとして頑張っていた選手達がいて、懐かしさを感じました。
特に伊藤隼太選手は、入団時は慶応卒ということで「高橋由伸2世」という評判で入ってきたので、ルーキーの頃は阪神にすごい選手が来たなと感じていました。
それだけに、今日の試合でホームランを見られたのは嬉しかったです。